WWW 第4話
「…朱雀!青龍!白虎!玄武!君に決めたぜ★(ポ●モンのサ●シ風に)」
がそう叫んで手を前に出すと右手に付けた四つの指輪から四人の男が出て来た。
の式神だ。
「さぁ行け!我が下僕共!!和室のついた洋風の城を建てるのだァァァァァァ!!」
「「「「……」」」」
出て来た四人は冷めた目でを見ている。
「な、何?早く建ててよ!!」
「ハァ…あのさぁ久しぶりに呼び出したと思ったらコレって何?俺ら一応神様なんだけど」
赤毛の男の朱雀が言った。
「え?んー…あ、私が神より上の存在だから!」
「んなわけあるかァ!!」
「五月蝿いなぁ!文句言うならもう呼び出してやんないもんね!!ってか神なら城建てるのなんて簡単でしょ!!」
「簡単だけどもそれをわざわざ俺らに頼むか!?絶対可笑しいだろ!!!!」
「青龍ぅ〜朱雀が虐めてくるよ〜!」
は近くにいた青龍に泣き付いた。
「少し黙ってろ、朱雀」
「あぁん?喧嘩売ってんのかテメェ」
うわぁなんか喧嘩腰だぁ(呑気)
「二人とも落ち着いて;」
「「五月蝿い(ぞ)玄武!」」
玄武選手二人のあまりの剣幕にふさぎ込んでしまいました!
「……どうでもいいからさっさと仕事しちゃおうよ」
おぉっと今度は白虎選手が行きました!
「白…って何やってんのォォォォォォォォ!!!!?」
「え?城作ってるだけだけど?」
城ってあんた確かに城だけども誰が砂の城を作れって言ったよ…(泣)。
しかもなんか上手いし。
「白虎…城って言っても砂の城じゃなくて普通のでっかいやつね;人が入れるような」
「?コレじゃダメなの??」
「いや、だから…;;」
「お前この前俺のプリン食ったろ」
「貴様はまだそんな事を根に持っているのか?プリンごときでみみっちい奴め」
「な!テメェ!!(怒)」
「「……」」
一方こちらずっと傍観していたと麒麟。
なんだか二人とも目が虚ろ;;
「……麒麟。城出して(遠い目)」
「御意」
* * *
二人は住む場所が出来た事を報告する為にダンブルドアを探していた。
「あ、ダンブルドアいた」
前方に特徴的な長い銀髪を持つダンブルドアを発見した。
何か生徒と話をしている。
「無理じゃ、トム。毎年言っておるが夏休みをホグワーツで過ごすことは出来ないんじゃよ」
「そんな!あんな所には戻りたくない!!」
「トム……」
リドル?
どうやらダンブルドアと話しているのはリドルのようだ。
あんな重たい空気放ってたら近付き難いんですけど;;
無言は止めてくれ、無言は;
うぅ、話しかけ辛い・・・
が戸惑っていると後ろにいたが見兼ねて話し中のダンブルドアに話し掛けた。
「え、えっと…お話し中(?)ちょっと宜しいでしょうか?」
リドルは驚いたようにとの方を振り向いた。
ダンブルドアの方は二人が来る事を分かっていたのか大して驚いていない。
「どうしたんじゃ?」
「住む場所が決まったんでお知らせしに来たんです。あと、この間の申し出は嬉しいのですがお断りします」
これには流石のダンブルドアも驚いたらしい。
「独学で四年分の魔法を身につけるつもりかね?」
「はい、忙しい先生方の手を煩わせる訳にはいきませんし…」
「しかし独学では限界があるじゃろ」
は何かを思い付いたのかに耳打ちをした。
「…ん?あぁ良いじゃんそれ」
「?」
「先生心配要りません。良い教師がいました」
「誰じゃね?」
ダンブルドアは目をきょとんとさせて聞いた。
二人は目を見合わせ、ニヤリと笑うと声を揃えて言った。
「「リドル★」」
「は!?僕?」
「だって自分の家に帰りたくないんでしょ?私達に勉強を教える代わりに夏休みは家で過ごして良いよ。良いでしょ?ダンブルドア」
あんたダンブルドアって呼び捨てかい!随分フレンドリーだなぁ、おい。
「ホッホッホッ。は面白い事を考えるのう」
当たり前よ!何たって私は様なんだから!!(訳分かんねぇよ)
「勿論OKじゃよ★」
しかもOKしちゃうんだ!ってかなんだよ★←コレは!!何お茶目なところアピールしちゃってんの!?
「でも「じゃ、明日は列車に乗らないで森の前で待っててねvじゃっ!」
え?ちょっと!僕の意見は無視!?
ってか列車以外でどうやって行くんだよ!!
・・・って、もう行っちゃってるし!!!!
まぁコレであそこに帰らないですんだんだから良かったのか??…いや、良くないな;;
会話ばっか〜♪♪
2006.12.27.WED