「君の…君の本当の笑顔を見せてよ!泣いて良いから!
僕の前では泣いて良いから!!最後には僕に本当の笑顔見せてよ!!!!」



「あなたはいつも笑ってられて良いわね」



「お前は俺様から絶対逃げられない」



「好きなんだ!」



「私…死…ぬの…?」



「もう嫌!!私に構わないでよ!!」



「ゴホッゴホッゲホッかはっ!!…はぁ…はぁ…苦しいよぉ…お願い、誰か助けて…」



「ただ誰かに必要とされたかっただけなのかも」



「生きたいと思うのはいけない事?」



「あんたなんかが彼と一緒に居て良い訳ないじゃない!」



「…ねぇ、少しでも私の事愛してくれてた?」



「あの頃から笑えなくなっちゃったんだぁ」



「なんでかなぁ…なんで私なのかなぁ」



「しょうがないだろ!あいつが死んでも良いって言うのかよ!!」



「…あの子は死んじゃいけなくて私は死んでも良いの?」



「本当は心配してほしかったの…」



「何で言ってくれなかったのよ!」



「何度も言おうとしたわ!でも私の話しなんて一度も聞いてくれなかったじゃない!!」



「君がいけないんだろ!何で彼女だけを大切にしないんだ!!」



「君は卒業までしか生きられん」



「笑うしかないじゃない。だって後一年よ?」



「君を見ていると辛いんだ!」



「お前は一人で抱え込みすぎだ。少しは僕達を頼れ」



「あんた頑張ったよ。もう良いじゃん強がらなくてもさ」



「知らなかったんだからしょうがないだろ!」



「知らなかったんじゃなくて知ろうとしなかったんだろ。君がそこまで馬鹿だとは思わなかったよ」



「ありがとう、皆…私ってば最近泣いてばっかだね」



「このまま苦しみながら死ぬか楽になって俺様に付くか。お前に選択肢は二つしかない」



「もう疲れちゃったな…」



「この苦しみから解放されたいだろう?」



「皆…ごめんなさい…私…私はもっと生きたい……」









「さようなら」








全て私が悪いんでしょうか
あの時私を殺そうとしたお母さんが悪いんでしょうか
それとも私に目を付けたヴォルデモートが悪いんでしょうか

もしもこの世に神がいるというなら私は貴方を怨みます運命をことごとく狂わせた貴方を……




賽は投げられた。いや、気付かなかっただけで、遠の昔に賽はに投げられていたのだ。












さぁ、闇の世界の幕開けだ。















マジ切ねぇ・・・。
って言わせられるような話にできたら良いな〜・・・と、思っております。

2007.03.06.TUE  Written by Saku .